マッシュアップ・アート・コンテストって何?

NTTインターコミュニケーション・センターが主催で、マッシュアップ・アート・コンテストというのが開催されている。

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] では,ウェブ公募展「ICC マッシュアップ・アート・コンテスト」を開催いたします.
マッシュアップとは,複数の異なる提供元(たとえばgooやGoogleなど)の技術やコンテンツを複合させて新しいサーヴィスを形作ることです.この手法は,現在,産業におけるウェブ開発の新しい手法として注目を集めています.マッシュアップによって制作されたウェブサイトが人気を博し,マッシュアップによる新しいウェブ・サーヴィスやウェブ・ビジネスを評価するコンテストが多数開催されています.また,この潮流は静かにデジタル・アートの制作過程にも影響を与え始めていて,近年制作された作品をよく観察,分析すると,マッシュアップによってネット上の情報を集積して「素材」として加工した作品などが見られるようになってきました. そこでICCでは,この新しい制作手法の「芸術領域でのインパクト」に注目して,優れたマッシュアップ・アート作品を広く公募して,審査する展覧会を開催いたします.

マッシュアップアートっていう言葉を初めて知った。どんなものが当てはまるんだろうとふと思った。

応募作品例やサンプルってのがないのでなんともわかりにくいコンテストだ。
でもプログラミングだとサンプルというものが出しやすいけれども、芸術領域だと、サンプルっていう概念が難しいんじゃないかと思う。芸術っていう言葉自体が非常にあいまいで定義が難しいもののひとつだ。便器を芸術作品として展示しちゃったりした事例もあるようなので、これがそれですというものがないと言ってもいいのだろう。芸術作品を芸術たらしめているのは、非常に主観的で個人的な思いでしかないのかもしれない。

そう考えると、これが芸術だと主張するのってとても勇気がいることだ。それすなわち自分の精神的な部分を表にだしているわけだから。

「ぷぷ、それがお前の芸術かよ」って後ろ指さされるのが怖い・・・。

だから応募する側にとっては、これがマッシュアップ・アートというものですというようなものをちょっと観せてくれないかな。そうじゃないと、シャイなプログラマーがなかなか応募できないじゃないかー(笑)

でも本当の芸術家は、そんな後ろ指は気にしてないでしょうね。