新しいmyloはとても魅力的だ
Sonyから発売されているmyloをご存知だろうか?音楽が聴けて、動画が観れて、フルブラウザが搭載されて、QWERTYキーボードがついていて、しかもWiFi機能があり、Skypeがプリインストールされているというスペック的にいうと非常に魅力的なガジェットだ。
新しいコミュニケーションツールということで、発売当初はかなり注目されて、なんと「王様のブランチ」でも紹介されていた。
ただ一般発売はされていなくて、Sonyの直販サイトでもあるSonyStyleでしか発売されていないせいか、あんまりユーザーはいないのではないかと思う。
■SonyStyleのmylo専用ページ
実はボクもmyloのユーザーだった。
だったというのは、今ぜんぜん使ってないという意味だ。このmyloは使ってみると、かなりもったいない感じだったのだ。
- 写真、動画をみる機能があるが、カメラが内臓されていない
- Skypeのビデオ機能が使えない
- Skypeのコンタクトが増えるといきなり動作が重くなる
- 内臓のSkypeをアップグレードできない
- BlueTooth機能がない
- WiFiを使うとあっというまにバッテリーがなくなる
ボクのSkypeのコンタクトリストは100を超えているためか、myloでSkypeを動作させようとした瞬間にフリーズしてしまった。結局初期化して別のSkypeアカウントを作成して使った記憶がある。
ただmylo専用のSkypeアカウントを使うという使い方に違和感があったため、結局は音楽再生用として使うことになってしまった。その後、ウィルコムのW-zero3 Advanced [es]を購入して、そっちで音楽も聴くようになったため、myloは持ち歩くこともなくなってしまっていた。
使わなくなってしまった最大の理由は、コミュニケーション端末なのに、WiFiを利用すると、バッテリーがあっというまになくなってしまうという点だ。ウィルコムのW-zero3 Advanced [es]も確かにWiFiを使うと同じようにバッテリーを食うけれども、PHSを使えばそれほど激しく消耗はしない。残念ながらmyloには代替手段がなかったのだ。
と激しく?myloの問題点をあげてみたけれども、本題はこのmyloに新モデルがでたというニュースだ。
米Sony Electronicsは1月6日、モバイルコミュニケーター「mylo」の新モデルを発表した。1月から米国で発売される。価格は約300ドル。
myloはWi-Fi通信機能と音楽再生などのエンターテインメント機能を持つポケットサイズの携帯デバイス。QWERTYキーボードを備え、フルブラウザ、Google Talk、SkypeなどのIMソフトを搭載する。
今回の新モデル「COM-2 mylo」は、802.11bおよび802.11gネットワークに対応し、月額契約なしでWayportのホットスポットを無料で利用できる。Wayportは米国のMcDonald's 9000店舗にホットスポットを設置している。3.5インチディスプレイ搭載で、1Gバイトのメモリを内蔵し、最大8GバイトのメモリースティックDuoに対応する。Windows Media DRM 10に対応し、MP3、AAC、ATRAC、WMA、MPEG4ファイルを再生できる。
Adobe Flash Lite 3も搭載し、YouTubeなどのFlashサイトのコンテンツも視聴できる。130万画素の内蔵カメラで撮影した写真に、サイズ変更やキャプションなどの加工を加えてSNSやブログにアップロードすることも可能だ
内臓カメラ!
myloに一番ほしかったカメラ機能がついてきたのだ。これはうれしい。あとBluetooth機能はどうなんだろう?WiFi利用時の駆動時間はどうなったんだろう?
仕様をみると
となっているようだ。期待してもいいのだろうか?
たとえば海外に出張するビジネスマンや海外に留学する学生にはもってこいのガジェットとなるのではないかな。Skypeが使えるので、WiFiが使える場所なら世界中どこからでも無料通話をかけることができるのだ。またフルブラウザでメールの利用もできる。もう出張にわざわざ大きなノートPCをもっていく必要はない。留学先の子供と毎夜毎夜長電話しても、Skypeならどれだけ使っても無料なのだ。
今の気持ちは「早く使ってみたいので、日本版早くだして」だ。