保育園へ送りにいくのがつらくなってきた

毎朝、だいたいボクが子供を保育園につれていっている。
夜遅いときも多いので、朝の貴重なコミュニケーションの時間だ。

自転車にのって保育園まで5、6分ほど。はとぽっぽや電車電車電車っしゃーやとんとんとまとちゃんを歌いながらあっという間につくような距離なのだけども、最近ちょっといくのがつらくなってきた。

保育園につくとまず園長先生が門の前で待っている。

子供をひとりずつ迎えてくれる熱心なおっちゃん先生だ。子供がちゃんと「おはようございます」と言えるのを確認しないと気がすまない。

うちのこはまだ首をこくっとするくらいしかできないので、「ちっさいおはようございますだぁ」といつも笑われる。

園に入り、まずすることは、体温測定。子供の熱をちゃんと測る。いまどきの10秒くらいでぴぴっと終わってくれるタイプではなく、3分くらいかかるやつ。うーん、朝は時間がないのに・・・。

つぎにエプロンとおてふきを所定のかごにいれ、オムツいれ、汚れ物入れにビニール袋をセットする。そしてオムツを替える。

園は布オムツなので、必ず朝紙おむつから布オムツに変えるのだ。

オムツを変える場所は園児が遊んでいるスペースのすぐ近くなのでたいてい何人かがわらわらとやってきて、オムツ替えを見学している。なぜだかわからないけれども、みなオムツ替えになるとわらわらやってくる。えーい、うっとおしい、見るな見るな、あっちへ行け、あっちへとも言えず、もくもくとオムツを替える。

そして流しで子供の手を石鹸でよく洗い、先生に受け渡す。子供の調子や気になることを先生とちょっと話しをしたりしながらなので、結構ためになるというか勉強になるというか安心できたりする。


これで終わり。ここまではまったくつらくない。ここからだ。


それじゃねと靴を履いて帰ろうとすると突然園児がわらわらと集まってきて、大声で
「ばいばーい!」
と送り出してくれるのだ。

これがとても居心地が悪い(>_<)

な、なぜ、ぼくのときだけ・・・ほかのお母さんのときは皆普通にしてるくせに。なぜそんな笑顔でそんな大声で見送るんだ。挙句の果てには靴を履こうとしているときに


「ばーいばい、ばーいばい、ばーいばい・・・」


と連呼をはじめる始末。騒ぎをおもしろがってもっとやれもっとやれとけしかける保母さん先生たち。柵に手をかけ、昼飯前の小ザルのようにはしゃぐ子供たち。


わかりましたよ。今日もやれってんでしょ。皆の期待に応えてさっそうと振り返り
「それじゃ、みんなまったねー!!」
歌のお兄さんのようにさわやかな笑顔で手を振りでていく。顔真っ赤です。


はぁ〜、憂鬱だ。