Skype Developer Conferenceに参加してきた

今日は、Skype Developer Conferenceに参加をした。
主催をしているユビオン社の久納さんから直接来てよ、来てよとお誘いをうけていたので参加することにしたのだけども、Mash up コンテストの表彰式もあるということだったので、Skypeを使ったMash up をする方々と話ができたらなと思っての参加だ。
ちなみに久納さんはSkype4JAVAというSkypeAPIのJAVA用Wrapperの作者である。実はこのWrapperはSkype社の公式開発ツールでもある。世界中で使われるSkypeというコミュニケーションソフトの開発ツールの作者が日本人というのは、すごいことだ。当然尊敬すべきことなのだが、密かなライバル心がメラメラなのである。かっこいいぞ、久納さん。


Conferenceでは、Skype社の重鎮がたくさんきていた。すべて通訳つきでのセッションだったため、不自由はしなかったのだけれども、自分の英語力のなさにいつものようにダメージをかなり受ける。今、Webアプリケーションでもクライアントアプリケーションでも開発を生業としようと思ったら、英語力はかなり大事だ。いやもちろん開発に限った話ではないのだけども。
開発をおこなうだけでも、ドキュメントや情報ソースはほとんど英語。コミュニティも英語。サポートも英語なのだ。
さらにその中で仮に自分が重要なメンバーになって、自分のステージを上にあげようと思ったら、コミュニケーションやプレゼンテーションで英語力はかかせないのだ。Skype社の日本チームのメンバーを見ていると、いつもうらやましいなと思う。コンプレックス抜きにして、かっこいい。

と頭ではわかっているんだけど・・・。DSの英語漬けすら続かなかったので、次はどうしようかと思案中。


さてConferenceでは、Mash up コンテストの表彰がおこなわれた。これはリクルートとサンのMash up Awardとは別でSkype社が独自でおこなったものである。Asia地区のNo.1は・・・

Twitter4Skype

Twitter4Skypeは、Twitterの情報をSkypeのチャットで受け取ることができるというツールだ。作者はbopperさん。bopperさんは、受賞時のデモで、Twitter4Skypeの説明をささっと切り上げると、その場で、Skypeを使ったMash up デモをささっとおこなってくれた。こんな風に簡単にできちゃうんですよーと言って、Rubyを使い、Hotpepperからお店情報をSkypeのチャットで検索できるシステムを作ってしまった。少なくとも僕ともう一人は感度びんびんで感動してしまいましたよ。


もう一人とは、あのMash up Awardで2回連続でSkype賞をゲットしているジュンヤさんだ。ジュンヤさんは第二回、第三回のMash up AwardでSkype賞を受賞したSkypeMashUperの草分け的存在だ。ジュンヤさんに、bopperさんのデモすごかったですねぇと話をしにいくと、当然bopperさんのSkypeAPIをRubyで呼び出すWrapperの話に。なんとbopperさんは、RubyからSkypeAPIを利用するためのWrapperを自作していたのだ。近日公開したいとのこと。くそー、楽しみすぎる。


Conferenceが終わり、いそいそとbopperさんのところにいき、受賞のお祝いをのべて、自己紹介。すごい若くて、才能あふれる感じでまたまたジェラシーだ。しかもイケメンだ・・・。くそー。


最後に懇親会があったので、ジュンヤさんを誘ってbopperさんのところにいき、記念撮影をした。僕と写真をとった人は、Skypeマッシュアップ組合に自動的に参加となるということは誰も知らない。当然MAの輪にも自動参加だ。
Skypeマッシュアップ組合
左から僕、bopperさん、ジュンヤさんのSkypeマッシュアップ組合
ちなみにこの時点で、bopperさん、壊れ始めるというか、僕が壊しはじめる。


「bopperさん、せっかくだからトロフィーに酒いれて、乾杯しよう!」
「いいっすねー、やりましょ、やりましょ」
「おい、大丈夫か」心配する周りの友人
「大丈夫でしょ、ちょっとだけなら」
「じゃやろう、やろう」
その模様は、動画でご紹介。これだ。


その後、Skype社広報のマユさんに、bopperさんがトロフィーで酒飲んでたよと密告すると、広報に断りもなくそんなことしちゃいかんと、もう一回やらされてました。そのうちSkype社日本語公式ブログにアップされるでしょう。bopperさん、本当におつかれさまでした。そして受賞、おめでとうございます!


やっぱりこういうイベントはかかさずいくべきだとつくづく思った一日だった。テキストからでは伝わってこない生の情報を「発掘」するために、そして「刺激」。
世界は広い。とどまっていては、決して世界を知ることはできない。
世界は広い。世界を知るには少しでも早いほうがいいだろう。