すみれの「みそ明太子」


先日、札幌の超有名ラーメン店『すみれ』にラーメンを食べにいったお土産に買ってみたのが、この「みそ明太子」だ。

店内ではすみれご飯とか明太子ごはんというメニューで、食べれたと思う。
ご飯の上に、明太子をのっけて食べるというただそれだけのもので、ちょっと聞くと「だから?」と5分も持たない話なのだ。でもちょっと違うのがこの明太子は頭に「みそ」の二文字があることだ。
すみれは味噌ラーメンで有名なところだから、きっとこの「みそ」という二文字になにかあるんだろうと思って試しに買って帰ってみたのだ。

どうも明太子を味噌漬けにしたものらしい。明太子ってそもそもが唐辛子などで漬け込んでいるもんだよね?それをあらためて味噌で漬けることにそれほどの意味があるんだろうか・・・はじめからうまいもんにちょっと手をつけて「ほらね、うまいでしょ」って、どうも安易なビジネス臭がぷんぷん漂っているような気がする。バナナチョコとか料理の鉄人が、大田原牛の上に、フォアグラをのせて、黒トリュフのソースをかけて、さらに黒トリュフのスライスを存分にまぶして「ほら、どうよ」と言っている感じがするんだよね。

でもいいの。おいしければ。北海道土産はほかに「いくらの醤油漬け」「ほやの塩辛」。ほやは酒のつまみとして購入。そしていくらと明太子で晩飯は魚卵まつりといくつもりだったのだ。ほやをつまみにビールをぐびっといって、しめにいくらと明太子のせて、あつあつのご飯を食べるのだ。幸せは山の彼方ではなく、日本海近郊にあるのだ。

みそ明太子は、あまり日持ちがしないらしい。購入日から1週間ほどだ。中身はわさびやからしのチューブのような入れ物になっていて、その中にほぐした明太子が入っている。写真はすでに大分食べたあとなのだが、ほんとはパンパンにつまってます。

大きさは箱と同じくらいの大きさ。

同じものならべても、大きさがわからないだろとつっこみが聞こえそうなので、ウルトラ怪獣ガラモン」と比較してみると、ほぼ同サイズなことがよくわかる。(Wikipedia参照)

このガラモンはその昔、荒川区役所のフリーマーケットで手に入れたのだが、足の裏に「みよ」とマジックで書かれている。

ガラモンやみよちゃんのことはどうでもよくて、今回はこのみそ明太子の話なのだが、うまいのだ。
それが「とてつもなく」うまいのだ。

いっしょに購入した「いくらの醤油漬け」が魚卵界の横綱なら、このみそ明太子は、魚卵界のキングギドラである。金星もこっぱみじんな味なのだ。普通の明太子よりも、この味噌で味付けされた明太子のほうが絶対にうまい。世の明太子はすべて味噌につけるべきだ!と鼻息を荒くして、ご飯をホガホガといっきに口の中に放り込むしかないのだ。

だまされたと思って、北海道を訪れたらぜひ探してみてください。千歳空港で販売しているらしい(僕はすみれで購入したので)。

あと唯一楽天で購入ができるらしいので、北海道にあんまり用事のない人はこちらで体験をぜひ。

味噌ラーメンの老舗 札幌「すみれ」 みそ明太子 価格 900円 (税込) 送料別

もしたいしたことがないよーという場合には、怒らないでください。きっと今日は体調が悪いんだろうと自分を責めてくださいね。