娘にとって初めての節分はえらいことに

2月3日は節分だ。豆まきだ。鬼に豆をぶつけて、鬼は外ー!と叫んで災いを追い払い、福はー内ー!と叫んで幸せを家に呼び込むというなんとも言えない和やかな伝統行事だ。
去年の6月に産まれたうちの娘にとっては、記念すべき初めての節分だ。これは絶対に家でやらないとと結構楽しみにしていた。


でも我が家での豆まきは、2日未明から降り続いた大雪のせいで、なんとも間の抜けたものになってしまった。

「こんな雪の中、豆を買いに行くのかよー?」
「なんか豆っぽいので代用できるんじゃないの?」
「豆っぽいのって何かある?あ、前に買った落花生があったろ?」
「そんなのとっくの昔に捨てたわよー」
「そうだっけ?」
「これでいいんじゃない?」

「か、柿ピー・・・」


我が家の豆まきは、鬼の面をかぶった妻に柿ピーを何度かぶつけて終了した。しかも最近の豆まきは片づけを考慮して子袋のままでまくと妻が言うので、柿ピーを子袋のままでまいた。まいた。誰がなんと言おうとまいたのだ。

でもどさっどさって音がするものは、まくって言わないような気がする(>_<)
柿ピー、袋の中で粉々だし・・・。


そして何より、柿ピーを袋のままぶつけられた鬼がげらげら笑いながらでていったので、なんか福が逃げていってしまったような気もする。
大丈夫かなぁ。